栃木県・日光市【補陀落(ふだらく)本舗】日光で観光。の前にサクッと朝食ならゆばむすび

ゆばむすび
総合評価
( 3 )

旅行へ行くとなれば、日光を観光される方も多いでしょう。日光と言えどかなり広いが、その中で徳川家康が祀られている日光東照宮近辺を観光される方にオススメしたい朝食がある。

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ふだらく本舗

【補陀落本舗(ふだらく)】こちらのお店は朝9:00〜営業されている。日光の名物と言えば湯波。湯波は豆乳を温めたときに表面に出来る膜の事を言う。その膜を掬って人に食べさせるのが日光では昔から流行っている。ゆば刺し、ゆばしゃぶ、ゆばそば、何度か私も口にしてきたが、残念ながら個人的に美味しいと思ったことは一度もない。馬鹿舌なのかあまり味を感じられない。ちなみに「湯波」「湯葉」という漢字は当て字なのでどちらでもいい。日光では「湯波」、京都では「湯葉」と書くらしい。そんな事はどうでもいいか。

ゆばむすび 450円

だいぶ話が逸れてしまったが、そんな湯波を米に包んでおむすびにしちゃったお店が【補陀落本舗】ゆばむすび2個入り1パック450円。

一個225円だが湯波が高い事を考えるとリーズナブルなお値段だと思う。

それにしても、湯波ってなんであんなに高いのかね?温めた豆乳の表面掬っておしまいなのに豆腐より高いのなんでだろう。そんな事を考えながらお会計を済ませ、店を後にしようと思ったが、【補陀落本舗】は現金払いしか領収書を発行できないとの事。領収書が欲しい方は現金を握りしめて来ないとダメなので要注意だ。

そのまま店内で食す事も出来たが、せっかくなので景色の良いところで食べたいと思い、私は持ち帰る事にした。その後NO PLANでブラブラしていると、川が綺麗な良さそうな場所を発見したのでそこに腰掛けいただく事に。まず初めに思ったのは箸が欲しい。もしくは、ウェットティッシュが欲しかったな。というところ。

お店の方も外で食べることは想定していないのだろう。ちょっと潔癖な人は除菌ティッシュがないと食べる事が出来なくなるので注意が必要。私は持っていたので、これでもか!ってくらい念入りに指先を拭いて食べる事ができる。良かった。それではいただいてみよう。ゆばむすびはクレープ生地のような湯波の中に、出汁を吸ったちまきのようなモチモチした米が包まれている。このモチモチした米が美味い。甘めの醤油ベースの出汁が一粒一粒均等に染み渡っている。湯波は相変わらず味は分からないが、ツルツルしていてとても持ちやすい。

今後おむすびは海苔じゃなくて湯波にしていった方がいいと思う。パリパリ海苔だとポロポロ砕け落ちるし、シナシナ海苔だと手や歯に付いてしまう時がある。

湯波にすればそれらの問題は全てクリアできる。ゆばむすびを発案した人は天才だと思う。

私も天才の真似をして家で握り飯作る時は今後湯波を巻いていく事に決めた。あと、箸休めに日光名物たまり漬けも付いてくるのも嬉しい。

450円で朝から日光名物を堪能させてもらえた事を考えるとコスパいいと思う。サイズ感もコンビニおにぎりくらいなので丁度いい。貴方も大切な人と一緒に景色を眺めながらゆばむすびを食べてみてはいかがでしょう。

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