東京で韓国料理を食べるとなったら、まず思いつくのは新大久保だろう。新大久保は日本のコリアンタウンなので、飲食店は勿論、スーパーやコスメ店等も多くある。なので、必然的に観光客も多くなる。平日であっても歩道はギュウギュウで、私には歩くのが難しい場所だ。そして、観光地のせいか、値段も少し高いような気がする。
10円パンってご存知だろうか?なんでも、韓国で10ウォンパンとして流行った食べ物を、どこの誰だか分からないが日本に持ってきて、10ウォンではなく10円パンとして販売しているパンの事だ。
パンと言っても大判焼き(今川焼き)のような生地の中に、カスタードやチーズやチョコなどのクリームを包んで食べるお菓子だ。この10円パンの値段は500円。え?10円じゃないの?って思うのも無理はない。
私も10円だと思っていた。50倍じゃん。何が10円なの?分からないが、元々は10円で売ってたのかな?違うかぁ!
話が逸れてしまったが、つまり私は何が言いたいかというと、新大久保は値段が高いということだ。
都内でコスパよく美味しい韓国料理を食べたい方、そんな方に今回オススメしたいお店がこちら
【韓国料理店水刺齋スランジェ】東京都渋谷区渋谷2丁目21−1渋谷ヒカリエ6階
ここの何がオススメか?渋谷ヒカリエに入ってる飲食店も高いお店が多いイメージがあるかもしれないが、こちらの平日日替わりランチと週替わりのビジネスランチは990円。
店員さん曰く、早めにランチに来ないとすぐ売り切れてしまう人気メニューだ。私が入店した時刻は13:30頃だったが、この日はすでに売り切れてしまっていた。
悔しいので、明日の分か来週の分を出してもらえないか交渉したがダメだと言われた。
こうなったら仕方がない、他のメニューを頼むしかない。1.000円以上は出したくないので、スンドゥブチゲかナムルビビンバの2択になった。正直どっちも食べたくない。でも、どちらか選ばないといけないので、メニューと睨めっこを始める。
スンドゥブチゲかナムルのビビンバ……。ナムルのビビンバ?……ナムル?ただでさえビビンバ好きじゃないのに、ナムルって。消去法でスンドゥブチゲを注文することとなった。
待っている間に、お通しの金平牛蒡みたいなのと、コーン茶が運ばれてきた。金平牛蒡みたいなのは、金平牛蒡みたいな味で、日本の金平牛蒡と一緒だった。
スンドゥブチゲとライスが運ばれてきた。石鍋に入ったスンドゥブチゲは、真っ赤かで見るからに熱そうだ。
それでは、いただきます。ふぅーふぅーして、少し冷ましたスンドゥブチゲをジュルジュルと啜る。が、やはり熱い。もう一度ふぅーふぅーして啜る。お?なんの出汁だろう。あさりかな?出汁が濃くて美味しい。
見た目とは裏腹に、辛さも無いので辛いのが苦手な方でも全然飲めると思う。この一見辛そうだけど、食べてみたら辛くないっていうのは、
本格的な韓国料理店の証だ。お次は、スープを口に含みながらライスを頬張り口内雑炊を作る。これがまたうまい。出汁がしっかり濃い分ライスと合う。
スンドゥブチゲにして正解だ。
これで990円なら納得できる。そして、渋谷ヒカリエで1.000円以下でランチが食べられる店はかなり貴重だ。
次回は早めに来て、日替わりランチか週替わりビジネスランチを食べてみよう。
貴方も大切な人と渋谷に来た際は、【水刺齋スランジェ】でランチを楽しむのはいかがでしょう?
それでは良い休日を。ふぉふぉふぉ。