お昼ご飯は食べたし、次のスポットへ向かう前にちょっとだけ甘い物が食べたい。そんな気分になった時にオススメしたいのがこちらのお店。
店内に入るとまず目につくのが、ショーケースに沢山並べられたプリンだ。ぷりん亭というだけあって色々な種類のプリンがある。ざっと数えただけだが8種類くらいはあった…と思う。
どれも美味しそうで選びきれないので、バスキンロビンスみたいに一つ一つ試食させてもらえるかな？と店員さんに聞こうとした所、メニュー表のハーフぷりんソフト 550円に目がとまった。
プリンの倍以上あるムニムニと乗せられたソフトクリーム。
ハーフぷりんソフト ５５０円
私が伺った時期は初夏、気温24°晴れ。っとなれば選択肢はこれ以外ない。ちょうど外の店舗出入口横にちょっとしたテラス席がある。そこで景色を眺めながらプリンを食べる事できる。なんだ準備は整っていたのか。
ハーフぷりんソフトを注文しムニムニと乗せられたソフトクリームを倒さないように、抜き足差し足忍足でテラス席へ向かった。こちらのお店は地産の卵、日光御養卵、牛乳は日光霜降高原大笹牧場の牛さんの乳を使用している。それではいただいてみよう。ソフトクリームをパクリ。さすが牧場のソフトクリーム。
甘味の強い濃厚なミルクだが後味はさっぱりしている。搾りたての牛乳をそのままソフトクリームにしたような味で美味しい。トグロの数も多くとても満足感がある。これでお腹壊しても誰も文句は言わないだろう。
日光の風を感じながら暫くペロペロしていると漸くプリンに辿り着いた。ハーフぷりんソフトというだけあって瓶の容器の半分しかプリンは入っていなかった。少し悲しい気持ちになった。現実を受け止めプリンにスプーンを差し込むと、固めのプリンだったので驚いた。
近年滑らかプリンが多いのでこちらのお店も滑らかプリンだろうと勝手に思っていたが、木綿豆腐のようなしっかりとした固さのあるプリンだ。いただいてみると、栄養価の高い卵を使用されているからなのか、それとも牛乳の比率を少なめにされているのか、素人には分からないが、プリンも濃厚でかなり卵の味がする。この1ビンに日光の鶏さんと牛さんがギュっっっっと詰まっている。
正直550円の価格設定は高いと思ったが、2023年の卵高騰や牧場で食べた場合のソフトクリームの値段を考慮すると、妥当な値段だと思う。希望があれば瓶を持ち帰る事ができるので気に入った方は記念に持ち帰るのもいいだろう。
あと、食べた後に手や口が汚れてしまっても、店舗入口入ってすぐ左側に手洗い場があるので安心して食べられる。
貴方も大切な人と一緒にちょっと甘い物が欲しくなったら【日光ぷりん亭】で濃厚なプリンをいただいてみてはいかがでしょう。
